2026年10月18日、能登演劇堂の舞台に立つ人たち。
そして、この祭りをつくる人たち。

石川県内灘町出身。愛知県立芸術大学作曲科首席卒業、桑原賞受賞。オーケストラ、吹奏楽、合唱、邦楽、ジャズ、ミュージカル、舞台、式典、校歌など幅広い分野で作編曲・演奏・企画を手がける。劇団四季「アラジン」「キャッツ」「ウエストサイドストーリー」ほか数多くの演目にピアニスト、アレンジャー、キーボードコンダクターで参加。三谷幸喜作演出、小西康陽音楽監督、香取慎吾主演のミュージカル「TALK LIKE SINGING」ではバンドマスター、アレンジャーとしてニューヨーク・東京公演に参加。合唱曲「Yes!!」は令和3年度『中学生の音楽1』(教育芸術社)に掲載。文化庁「文化芸術による子供の育成事業」では5年間でオーケストラアレンジを100曲以上担当。「かがやき音楽団」「UTAUMI」を立ち上げ、文化芸術を通じた教育、地域活性化、自然との共生に取り組む。森羅万象の振動を音楽と言葉へ翻訳する独自の方法論「THE ECHO」を確立し、2021年、声から命を立ち上げる「未来のボイトレ®︎」の提供を開始。2023年、和洋折衷バンド「龍」を発足。株式会社 北方音楽事務所代表。ドイツ在住。

香川県出身。1991年にフリーランスとして活動を開始し、ブライダル司会者として1,000組以上の司会を担当。1994年からは香川県でフリーアナウンサーとしてテレビ、ラジオ、自治体イベント司会に携わる。2001年、女優・故 岸田今日子氏の勧めをきっかけに朗読活動を開始。4年半の朗読ボランティアを基盤に独力で研鑽を積み、イベント、保育園、学校、自主公演、寺院等で公演を続けてきた。2017年の結婚後は夫・北方喜旺丈とともに朗読音楽劇や歌の活動を展開。現在は朗読、歌、瞑想を通して、人間の内なる声と表現をひらく活動を行っている。

千葉県出身。島村楽器HOT LINEにて全国約2,500組の中からグランプリを受賞。徳間インディーズより限定シングル「星でも眺めよう」をリリースし即日完売。徳間ジャパンよりメジャーデビュー後、映画「風の始まり」「ポストマン」の主題歌に抜擢され、全国ツアー、ラジオパーソナリティ、KANのバックコーラス等で活動。東日本大震災以降はイベントプロデューサー兼ボイストレーナーとして、JR東日本、ららぽーと、IKEA等と音楽イベントを多数主催。地元・船橋市では数万人規模の音楽祭を立ち上げ、実行委員長を10年務めた。独自の「声松メソッド」を体系化し全国で指導するほか、「Humming for PEACE」「Sing Peace Festival」の音楽監督も務める。
声松優一の即興弾き語りと、岡元邦治のライブペインティング。その場で生まれる歌と絵に、次第に「参加者みなさんの聲」も加わっていくという、壮大な聲のコラボレーション!自らの龍が目覚めるが如く、命の声を響かせよう。見えない響きが、見える絵という形で刻まれる瞬間を、体感せよ!

愛媛大学教育学部卒業後、劇団四季、TDL、USJ等のオーディションに合格し舞台俳優として活動。引退後は演出振付家として独立し、YOSAKOIソーランを中心に活動を開始。ちば国体2010開会式のYOSAKOI振付をはじめ、ももいろクローバーや郷ひろみ等の振付も担当。しながわ水族館のイルカショー、ミュージカル、音楽劇の脚本・演出、絵本作家、ライブペイントアーティストとしても活動。「技術に頼るのではなく、心が踊るように全力で遊ぶ」という理念のもと、遊びとライブ感に満ちた舞台表現を生み出している。
1,600年つづく、七尾の伝統的なお祭り。20mの枠旗が天を突き、天狗の猿田彦が舞う。「イヤサカサー」の掛け声とともに、能登聲祭の幕を開けます。

能登民謡を、現代へひらくアレンジと共に。「七尾まだら」

6歳から父・加賀山昭の影響で民謡を始め、早坂光枝のもとで内弟子修業。2005年にビクターよりデビューし、2014年に北國芸術賞、2019年に石川県文化奨励賞を受賞。2017年から中能登観光特使を務め、「民謡寺子屋教室」を開校し普及と次世代育成に取り組む。いしかわ百万石文化祭2023開会式に出演。能登へ何度も通い、民謡で活力を与え続けている。

生田流正派邦楽会大師範。幼少期より母・北村雅楽弓に師事し、外務省国際交流基金派遣の北欧ツアーやいしかわ百万石文化祭2023開会式に出演。国内外でジャンルを越えた共演を重ね、石川県文化奨励賞、北國芸術賞を受賞。演奏活動とともに邦楽の普及と後進育成に取り組む。近年は能登ヒバの三味線を用い、被災地への想いを演奏を通して伝えている。

5歳から和太鼓を始め、東京助六太鼓の一員として国内外で活動。2022年に合同会社OTOを設立し、『藤舎禾悦』の名で伝統音楽を基盤に現代音楽にも挑む。演奏活動とともに、地域文化の継承と後進育成に取り組む。インバウンド事業にも積極的に取り組んでいる。

北陸を中心にコンボ、ビッグバンド、ライブハウス、ホテル、レコーディング、ミュージカル、舞台音楽、各種イベントまで幅広く演奏。北陸では数少ないマルチリード奏者として、サクソフォンとフルートを軸に多彩な音色を届けている。(株)音楽工房 Wind-Jam代表。

2025年の冬至——太陽がもっとも低くなり、光が還りはじめる日に、この祭りの母体である学び舎「THE ECHO HUMAN EXPRESSION ACADEMY(エコアカ)」は開校しました。掲げたのは、「芸能のチカラで、命を開く」。歌う・語る・舞う・身体と向き合う・祈る・本音で生きる——10か月かけて、人間だけが成しえる表現を稽古してきた、第一期生たちです。
看護師、ピアノ講師、システムエンジニア、司会者、絹織物作家。職業も住む土地もバラバラで、その多くは、10か月前まで客席の側にいました。共通しているのは、ただ一つ。この10か月で、命が開いたこと。どう変わったのかは、下のインタビューが証言しています。
だから、この人たちが舞台に立ちます。能登への奉納として——そして、全員参加のこの祭りの、先頭に立つ者として。

岐阜市にある御嶽神社茅萱宮で暮らす2児の母。伝統の中にある受け継ぐべき本質を探求するのが好き。伝統発酵飲料ミキをつくるワークショップ等を通して「日常をおまつりにする」暮らしの大切さを伝えている。最近では子ども会を通して地域の祭の復活にも携わり、地域の子どもたちと盆踊りを考えたりと沢山のことに挑戦。情熱をもって活動中。

工房「くらしつむぐあとりえ」代表。オール福井のシルク「越前奉書紬」制作販売。繭からこだわるスペシャルシルク。大地から生み出すシルク。自ら桑を育て、蚕を育て、糸を取り、機織りまで行う。蚕品種は、皇室ゆかりの「玉小石」を使用。ストール・帯地・着尺地・その他小物等制作。「自尊と他尊」「世界平和」を念頭に、絹織物作りを通じた様々な活動を行う。

趣味で習ってきた薩摩琵琶。その弦は「絹糸」でできています。今年エコアカで出会った嘉村さんから「人間が蚕のいのちを奪いながら絹糸を紡いでいる」と聞いたとき、琵琶の音は「蚕の命の響き」なのだと胎に落ちるものがありました。その後、不思議と演奏の依頼が増え、全国各地へ琵琶の命の音を届ける「使事」をさせていただいています。

京都府出身、兵庫県伊丹市在住。経絡アロマセラピストとして活動中。空間を使いながらセラピー等級のエッセンシャルオイルを塗布して非言語の詰まりを流し身体の調整を促すトリートメントをしています。

石川県を中心に北陸をメインに、皆さんの笑顔が見たくてイベント・式典など幅広い分野での司会業の他、コミュニティFMでは、音楽番組のパーソナリティーや温泉・銭湯好きが高じて、温泉ソムリエマスター・銭湯検定3級・金沢おふろ旅ナビゲーターとして温泉や銭湯の良さを知っていただく番組をお届けしています。ヨガ講師としては、身体がもつ自己治癒力の素晴らしさを知っていただけたらと活動しています。

埼玉県生まれ、東京在住。音楽大学でクラシックの声楽を学び、現在はシンガーソングライターとして、自分自身の言葉や感情を音楽にすることにも挑戦している。ボイストレーナーとしての活動や、障害者施設などでのボランティア演奏活動も行っている。

長嶋美奈子(MINA)。国内外へと旅する看護師・クリスタルボウル演奏家・ヒーラー。臨床現場で「いのち」と向き合ってきた経験と、音や響きによる表現を重ね、「いのちの祝福」をテーマに活動している。現在はクリスタルボウル演奏、ヒーリング、講座やイベントなどを通して、人と人が響き合い、本来の自分を生きる喜びを伝えている。

神奈川県在住、夫と娘とダウン症の息子の4人家族のはたらかない主婦です。声が出ない、自分を生きている気がしない、そんな私が今回、娘と共にエコアカに飛び込みました。「未来のボイトレ®︎」と、生年月日から紐解く魂の設計図GOD SEALを用いて自分を開くセッションを今後行っていきます。天と地のエネルギーの様を型にした天麻那舞により、人として天と地を繋ぐ研鑽をしながら、自由で奔放なベリーダンスをやっています。異なるものの中の真実を繋げるのが好きです。

主に新潟県内にて、ピアノソロ、伴奏、アンサンブルなどの演奏活動や、自身の音楽教室にて指導を行う。ピアノの他、ボーカル、リトミック、江戸囃子、即興ユニットなど、幅広い分野の音楽に関わりを持つ。

神奈川県出身。大阪府在住。現在はシステムエンジニアとして、Salesforceを中心としたシステム開発・運用に携わっています。

石川県七尾市出身。コンサルティング会社、製薬企業、病院、シンガポール勤務など、多様な現場を経験した後、独立。現在は、企業向け研修や組織開発、コーチングなどを通じて、人と組織、地域が本来持つ力をひらく仕事に従事。能登半島地震後は、故郷の復興と未来づくりに関わっています。社会福祉士、チームコーチング資格ORSCC。

北陸三県・東京・大阪などで、研修講師として従事しながら、声で表現する活動を続けています。歌い、語り、人と響き合うなかで大切にしているのは「つながる喜び」。この星にひとりで生まれてきたのは、誰かとつながる喜びを存分に味わうためだと思っています。「未来のボイトレ®︎」を通して、声を出すことにためらう人の「はじめの一歩」にも寄り添ってきました。つながることで、生きている喜びが立ちあがる——そんな声を届けたい人です。
同じ三つの質問を、全員に本気でぶつけました。気になる顔から、+で開いてください。——この熱、もらってください。
神社に暮らし、日常をおまつりにする太田はる香創造主としての喜び。わたしたちは全てを創り出している。だからこそ今までの歩みを全部ひっくるめて“わたし”を表現したい。
響く聲になった。自分の中の震えを外へと伝播させていく力、自分の中の情熱を具現化していく力を手に入れることができた。そして何より“歌うこと”の歓びが、わたしの日常の中に返ってきた。
ステージではなく“祭”であるということを意識して、時空を超えて響き合いながら、わたしの中の振動を聲にして届けたい。
桑を育て、蚕を育て、糸を紡ぐ。——大地から生まれる絹嘉村亜紀子大地から生まれる絹織物作りを通し、「その人がその人らしく輝き、自分も相手も互いに尊重しあい生きていける世界を作りたい」そんな願いを持ち、制作活動を続けている。
自分を掘り下げ、自分でも気付いていなかった自分の感情に丁寧に触れていく積み重ねにより、自分の身体も心もやわらかくなり、出てくる声もやわらかくなったと感じる。自分の感覚に素直に生きよう、と思えるようになり、迷いが少なくなった。
能登の大地や人の、そして全ての場所の全ての人の、これまでの喜び悲しみ入り混じったすべてが解き放たれ、新しい未来、新しい世界が感じられるような「声」を届けたい。
琵琶の弦は、蚕のいのち。——過去を癒す、鎮魂の響き馬場一嘉琵琶や身体をとおして、「いま、ここ」ではない場所や時間を表出させることで、過去を癒すことをしているのかもしれません。琵琶は鎮魂の楽器とも言われています。過去の聲に耳を澄まし、琵琶の音や身体を通して今ここに響かせること。それは、過去だけではなく今を生きるわたしたち自身を癒すことにもつながっているように思います。
いろんな角度から自分を知ることで、以前より自分をたいせつに扱えるようになりました。ある日、歯を磨きながら、こんなにも手に力を入れて、歯ブラシを歯や歯茎に擦りつけていたんだ、と気づきました。聲も同じなのかもしれません。自分の身体や思考の癖に気づき、力を抜いて、まず自分のからだの聲を聴くことを、この10か月で少しずつ覚えてきました。自覚はありませんが、おそらく繊細な琵琶の響きにも、大きく影響しているのではないかと思います。
いまの能登の大地や能登の人々から受け取り、琵琶の響きや聲へと変えてゆけたらと思います。たいせつなのは、循環し、交わること。分かち合えば、かなしみは少し軽くなり、よろこびはとても大きくなって、生きる力になる。この祭りから、そんな「聲の循環」が少しずつ広がっていく一歩に貢献できたら嬉しいです。
身体の聲を聴いて、いちばん元氣なあなたを応援する斎藤泰葉心が辛いのは本人だけのせいではない。状況や環境、またはホルモンバランス、自律神経、腸や脳。そして何よりそれぞれの性質がある。身体の聲をききながら、そのとき1番出力高い状態を応援するひとです。
このエコアカでは「思ったこと、感じたことを素直に表現する」ことをかかげました。これまで聲を抑えていたことに氣がつき開放感がありました。更に〝聲をあげてひとと繋がる〟体験ができました。
今日の舞台をともに創る皆さまと、今の等身大のわたしで、エコアカを通じて学んだつながる体験、響かせ合う体験をしたいです。
あの日止まった実家の時計を、聲で一秒、動かす西彩巴子ラジオを聞きながら運転していたり、作業していたり普段の生活で、私の声が流れてきた時にフフフと笑える時間、私が提供する話題に「わかるわー」「それないやろ」など思わずツッコミをいれたくなるようなフッと力が抜けて思わず笑顔になれることを思い描いてマイクに向かっています。
物を雑に扱うことが少なくなった。洗濯物を放置しなくなった(畳まれていないと洗濯物がとても寂しそうにしているので)。声がだしやすくなった。マイクの前にたつと変に緊張して体が強張るのが減った。
私は穴水町出身です。震災で一変した風景を見た時、映画のワンシーンのようで全く受け入れられず。悲しみを通り越して感情がなかった。実家の古時計は、あの日を境に止まり「時計直そうか」と両親に言っても「うーんいいわいや」まだ止まったまま。私も止まったままかも。そんな思いをしている人が他にもいたら、一緒に1秒でも時を進める事が出来たらと思っています。
ずっと眠っていた聲に、出会ってしまった愛紗内側にある想いや、これまでの人生で感じてきたことを、聲と音楽と言葉で表現します。自分自身だけでなく、周りの人の人生にも少しでも明るい光を灯すような音を奏でたいと思っています。これまで感じてきた痛みや喜び、出会った人たちからもらったもの、そして今ここに生きていること。その一つひとつを、自分の聲や身体表現を通して伝えていきます。
本当の自分について試行錯誤する中で、悲しみの聲や喜びの聲など、たくさんの聲に出会えました。それは新しいものではなく、ずっと自分の内側に眠っていた聲なのだと気づきました。人の心を癒したいという気持ちから、聲を届ける人になりたいと思っていた自分ですが、この10ヶ月は、自分自身にたくさんの聲をかけてきました。音の振動から本当の自分の気持ちに気づき、自分の心の聲にも耳を傾けられるようになりました。それは、「命を開く」ということにも繋がったのだと思います。
自分自身の命を開いて、心の内側にある聲を届けたいと思っています。一人ひとりが違った聲を持っているからこそ、感じ方も一人ひとり違うと思います。能登の舞台で、そして同じ空間で聲を届けられることの喜びを胸に、過去の自分、今の自分、未来の自分に向けても聲を届けていきたいです。命を開くことで、初めて目の前にいる人の心の聲が聴こえるのだと思います。私の聲に耳を傾けてくださる方々に向けて、言葉の先にある聲を届けていきたいと思います。
いのちの現場を知る看護師が鳴らす、祝福の音長嶋美奈子 MINA私は「愛の響き」を表現する人です。生きることは音楽であり、喜びも悲しみも休符も含めて、それぞれのリズムがある愛の響きです。聲やクリスタルボウル、身体、人との響き合いを通して、「響き愛」を届けたいです。
以前は、自分の聲を誰かと比べて劣っていると感じていました。今は、聲は優劣ではなく、その人のいのちそのものだと感じています。生きることそのものが音楽となり、響き合っていると気づいたことで、自分の聲も愛おしくなりました。
届けたいのは「いのちの祝福の聲」です。クリスタルボウルに聲をのせる初めての挑戦です。能登の土地や人、自然の聲と響き合いながら、みなさんと共に響き愛い、聲を生み出したいです。
声が出なかった私が、娘と飛び込んだ天舞戸アリア自分自身を表現すること、自分を裏切ることなく自分を生きることを表現し、その過程を表現していく人です。いわゆるアダルトチルドレンだった私は、結婚も出産も子育てもしたいとは思っていませんでした。そんな中意図したら夫も子どももやってきてくれました。図らずも足を踏み入れた障害という名の世界のことも、いろいろもがいてきましたが、その中でいま掴みつつあるものを表現していきます。
小さい頃から声が小さくて、大きな声を出そうと思えば思うほど、喉がつまって出ませんでした。声と自分を開く様々なワークを通じ、閉じていた自分を少しずつ開いていきました。自分は自分を表現していいのだ、そして自分を表現してあげられるのは自分しかいないのだと、しんどいけれど表現することを決意した時、體は変わり頑張らなくても声が出るようになりました。
聲の力によって自分を解放する体験を皆さんと共有したい。能登の土地、人、日本の再生の力が湧く根源の力を、喜びとともに呼び覚ますような聲を届けたい。
そこにある空気を、音にする人権藤真弓私は既にそこにある空気、感覚、気配を探り、音にしていく演奏家を目指しています。また、レッスンを通して、お稽古や嗜みで終わらず、その方の本音が全ての瞬間、全ての音に現れた演奏に導きたいです。
自分の言葉で発信する事への抵抗が減りました。以前は、相手からの評価が自分の価値だと思って、本音に蓋をして来たけど、自分の聲に耳を傾けられるようになって来ました。そして、今の自分が好きになりました!
能登聲祭では、自分の中の感情を解放したいです。抑える事が当たり前になって来た喜怒哀楽を、そして先祖から受け継ぎ、今の自分に繋がる内なる聲を表現したいと思います。聲は命のエネルギー。そのエネルギーをこの能登の地に、祭りに関わって下さった全ての方に、受け取って頂けたら嬉しいです。
自分の聲の響きが、好きになった川又夢穂自分の聲の響きが好きです。朗読では、普段使わないような言葉を自分の聲に乗せて、その言葉の響きを表現することを楽しんでいます。
以前は、どう表現すれば正解なのか、相手が望んでいることは何なのかばかりを意識していました。エコアカを続ける中で、自分の気持ちによって聲の響きや出方が変わることに気づきました。以前よりも、自分が何を感じているのかを意識して聲を出すようになり、少しずつ、自分の気持ちが聲に表れるようになったと感じています。
自分の聲を通して、心に残るような表現ができたらなと思っています。
能登の痛みも、しぶとさも、きれいごとにしない坂本那香子私は、能登の一員として、能登の情熱も、凄みも、痛みも、絶望も、焦りも、諦めも、しぶとさも、おかしみも、きれいごとにせず表現する人です。能登の里海里山のやさしい美しさと、そこからいつも少しはみ出している荒々しさ。その両方を、私自身の言葉と聲で届けていきたいです。
以前は、少し高い位置から声を出し、頭で整えてから言葉にすることが多かったのですが、この10か月で、話すときも歌うときも、身体の奥へ重心を下ろし、地の底から響くような地声を育ています。きれいに伝えるための声から、自分を隠さず、その場に立つための聲へと、今も変化の途上にいます。
震災から二年半。前へ進もうとする声も、これ以上何かを期待して、また裏切られたくないと黙る声も、どちらも能登の声です。そのすべてを認めながら、能登で生きる人たちへ、たとえ揺らいでも簡単には消えない聲を届けたいです。希望を押しつけるのではなく、私たちの中に今も残っている火を、もう一度確かめ合えるような聲でありたいです。
ひとりで生まれてきたのは、つながる喜びを味わうためキョーコ(石川京子)つながる喜びを表現しています。この地球にひとりぼっちで生まれてきたのは、この星でつながる喜びを存分に味わいたいから。声を交わし、響き合うその瞬間に、わたしは生きている喜びを感じます。祭りはその喜びを丸ごと味わえる場です。だから声にのせて、その喜びを誰かと分かち合いたいのです。
この10か月でじわじわと身にしみたことがあります。受け取ってくれる人がいるから、初めて自分を表現できるのだと。自分の思いを形にする。それを受け取ってくれる安心安全な場がある。そのことで、わたしは自分の聲を磨きあげることができました。ひとりでは気づけなかった変化です。だからこそ、聴いてくれる人の存在が、いまはただありがたいのです。
祭りは、神様とのつながり、自然とのつながり、人とのつながりを存分に味わえる場だと思います。わたしがいちばん楽しみにしているのは、能登でまだ出会っていない誰かと、新しくつながれること。人の声帯は、そもそも歌うための構造をしています。だから、みんな歌えるんです。一緒に声を重ねて、私たちは決してひとりではないと確かめ合いたい。そのつながりを、もっと強固にしたいのです。
申込順・順次記載
読んでいて、胸のどこかが動いたなら——それは、あなたの聲が開きたがっている合図かもしれません。エコアカがどんな学び舎なのか、10か月で何が変わったのかは、エコアカのページに。